幻想廃墟ブログ 風のとおり道

廃墟を巡り、時には美しく、時には恐怖を演出して撮影した幻想的な廃墟写真ブログです

不可解すぎる廃村!神隠し?人がこつ然と消えた昭和初期の不思議な集落跡

美し寺院と門前町でその名を知られる定義如来。

仙台の中心部からバスでおおよそ1時間の片田舎が今回の舞台。そこは、平家ゆかりの地であり、古い時代の門前町の情景が色濃く残り、年間100万人以上が参拝に訪れる宮城県を代表する観光スポットの1つである。

そんな観光地にとして有名な定義如来だが、地元の人しか知らない都市伝説がいくつか存在する。その1つが「かつては定義如来の先に村が存在した」というもの。なぜ都市伝説になっているかというと、確かに定義如来の観光地から外れた先に道は存在するが、舗装されていないため車で行くことは難しい。わざわざ廃村を見に歩いて行く人はほとんどいなかったので都市伝説となってしまった。

今回はそんな都市伝説に彩られた不思議な廃村を訪れた記録です。

 

 

美しい観光地の先にあるものは?

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まずは探索成功の祈願をこめて定義如来に参拝し、この先にある廃村を目指す。場所は聞き込み調査で判明している。

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この時は歩いてきたけど、車で入れるのはここまでだろう。当然駐車スペースはないので結局は車で行くことは出来ない。これは3月の写真だが、東北の山間部ではまだまだ雪が残っている。

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美しい川沿いを進む。山菜採りのシーズンでもないので本当に人っ子一人いない状態が不気味さを醸し出している。

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観光地から1時間近く歩いてようやく到着。本当に人気を感じない・・・。

不思議な廃集落

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村の入り口にあった家は後回しにして、一番奥にある小屋から見て回る事にしよう。残念ながらほとんどの建物は崩壊しており、木の残骸があちこちにみられる。

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中に農機具が残っている。

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原型を留めている家を発見。この家、完全に茂みに覆われてしまっており道がないので行くためには強行突入するしかなかった。

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中には様々なものが残っているが崩壊が酷い。古銭(1銭硬貨)が残っていたので昭和初期頃に人が住んでいたと予測がつく。

家財はすべて置きっぱなしであり、写真はないが卒業証書まで残っていた。謎が深まるばかりである・・・。

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土壁は崩壊してるが時計が健在。廃墟の中で動かない時計を見ると哀愁を感じる。余談だが、廃墟であっても、ごくまれに時計だけ動いている場合がある。管理人は1度それを見たことがある。

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ドラマなどで良く見かけるご飯を炊くお釜。ボーイスカウトなどでは今でも使っているのかな。

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丘の上に立つ家を後にして、村の入り口に見えていた家へ向かう。そこで驚愕の光景を見ることになるとは知る由もない。

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ある程度傾いてはいるが先ほどの家と違い崩壊はしていない。

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ガラスが健在。この先は居間なのだが、この先に、廃村最大の謎が待ち受けていた。

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台所には様々なものが残っている。

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極めつけはこれ。フライパンには調理跡が残っており、鍋の中にも黒く変色した食べ物が入っていた。

この後、周囲の家を周り取材をしたが、分かった事は、当時この集落は酪農を主体としていた事。廃村理由などは一切分からないという答えしかもらえなかった。

家財道具が残り、調理跡まであったということは、突然人が消えてしまったという結論になってしまうが、取材では何も判明しなかったので事実は謎のままである。